わっしょいといえば魚突き!
素潜り日本代表じょうまと魚突き師おおさきが、実際に使っているものを中心に、初心者でもコスパよく買えるアイテムをご紹介します!
タイトルは初心者向け、とありますが、正直、銛以外は上級になっても変える必要はないと思います。
経験を重ねるにしたがって好みも出てくるでしょうから、ほしいな、必要だな、と思った時にアップグレードするのが良いと思います^^
魚突きアイテム
わっしょいの食料調達の本命・魚突き。
正直、魚突きはレベルによって必要な装備が変わってきますので、一概にこれが良い、とは言えないのですが、
僕らが使っているもので、誰にでも必要だろうという物をリストアップしていきます。
ウェットスーツ
ウェットスーツには生地の素材・厚さ・形状などいろいろと種類がありますが、選ぶポイントは生地の厚さと種類です。
生地は厚さが1〜7mm、素材はゴムかジャージが一般的です。
5月〜10月の水温の高い時期であれば、
生地は3mm、素材はジャージ生地で十分です。
私おおさきは、夏場はこちらのツーピース(上下が分かれていてフード付き)ウェットスーツを、
11月〜4月は、裏スキンの5mmウェット(オーダーのためネットにはないです)を使っています。
夏場の暑い時期はウェットなしでも潜れますが、
体を岩やサンゴなどの硬いもの、クラゲから守ることを考えると、
薄くてもいいのでフード付きのウェットスーツの着用をオススメします。
場所によりますが10月、11月、4月は3mmの裏スキン(裏地がスキン素材)か、5mmのジャージ素材がいいです。
冬の間も潜るのでれば、5mmの裏スキンがよいでしょう。
フィン
フィンも使いやすいものでいいと思いますが、
海の場合、場所によっては流れの強いところもありますので、
ある程度泳力を補強してくれるものが良いです。
僕もじょうまも魚突きの時はGULL製のMEWフィンを使ってます。
・コンパクトなので岩場で潜っても邪魔にならない
・小さいのにしっかり水を掻ける
・値段も1万円前後とこのクオリティではコスパ良し
のでオススメです!
フィンブーツ
フィン用の靴下のようなもので、マリンシューズの親戚です。
サイズが合えばマリンシューズでも十分ですが、
同じGULLが出しているMEWブーツだと確実にフィットします。
ミューブーツはマリンシューズより柔らかく履きやすいです。
底がゴムで強化されていて滑りにくいので、岩の上でも歩きやすいです。
水中マスク・シュノーケル
水中マスクで一番大事なのはフィット感です。
顔にフィットしないと水が入ってきてしまいますので、
そこだけ気をつけてください。
ネットで安い物を買うとこの点で失敗する可能性があるので、
返品可能商品を買うか、ダイビングショップ で買うのをオススメします。
銛
これがなければ魚が突けませんね。銛です。
中級者向け最強銛、AukZealの「SMART」
僕は今までNYKメタルという神津島の職人さんが作っている銛を使っていました。
とてもいい銛なのですが、全部揃えると6万円近くする上、4.5メートルとかなり長いので取り回しにコツがいり、岩の中の魚を撃つのが難しく、メーター超えの大物突き以外には正直不便していました。

しかし、私の友人が2020年に作った「SMART」という銛に出会い、それ以来完全に惚れ込み、ずっとこれを使っています。
購入時、備考欄に「わっしょい」でステッカー1個プレゼント
SMART製作者のご厚意で、購入時に「お魚わっしょい」を備考欄に加えるとAUKZEALのステッカーを一個プレゼントしてくださいます!
SMARTは、全長3mの中型銛ですが、軽くて丈夫なので水の中での扱いや方向転換がとても楽で、アカハタ・キジハタ・石鯛・メジナ・マダイなど中型魚を突くのに最適な銛です。
畳めば1.5mくらいの長さになり、遠征で飛行機に載せたり、宅急便での配送もラクラクです(ヤマト宅急便は170cmまで)。
最高なのが射速で、めちゃくちゃ速いです。
ハタ系やメジナなど、俊敏な動きでラスト5cmをかわしてくる魚でも、ズバッと簡単に突けます。
初級〜中級レベルのニーズをきれいに満たしてくれるSMARTは、普段の魚突きにかかせない相棒です。
値段も税込み49500円と、他の本格銛よりも1〜3万円ほど安いので、書いやすいのも嬉しいです。
購入時、備考欄に「わっしょい」でステッカー1個プレゼント!
初級者向け最強銛、AUKZEALの「LITE」
AUKZEALがついに初心者向けの銛を出してくれました!

「最初の一本を選ぶときに、どの手銛を買ったらいいかわからない。」 そんなビギナーへ向けて、製作者が過不足ないスペックに仕上げました。
スペックは良いのに、折りたたんだ時の長さが70cmで携帯性抜群なのが最高ですね。
価格も一式で19,000円と求めやすいので、「継続的に魚突きをしようかな」と考えているなら最初の一本は間違いなくこれでしょう。
※筆者はAUKZEALをベタ褒めしていますが、金銭などは一切もらっておりません。製作者の情熱とこだわり、そして質の良さに惚れ込んでいて、純粋に押しています。
購入時、備考欄に「わっしょい」でステッカー1個プレゼント!
お手軽銛
初心者向けであれば、こちらのSpear Sealsの205cmのグラスファイバー製の銛で十分楽しめると思います。
カワハギやメバル、カサゴ、コロダイの他、頑張ればイシダイのような高級魚も狙えます。
スリーピースで畳めば70cmくらいの長さになるので、持ち運びもコンパクトで良いですが、1回やって終わりなどでなければ、AUKZEALのLITEを買っておいた方がいいと思います。
ウエイトベルト・ウエイト
潜水能力に自身のある方なら5m以上潜って、海底でじっくり魚を狙うのもいいでしょう。
その場合は体が浮かないようにウエイトとウエイトを取り付けるウエイトベルトが必要です。
ウエイトもウエイトベルトもこちらのセットのようにとりあえずは安いものでOKです。
必要な重量はウェットスーツの生地の厚さや素材によって変わりますが、5kg持っておけば問題ないでしょう。
本格的に魚突きやフリーダイビングを始めたい方は、こちらのベルトがオススメです。
こちらはラバー素材で、ウェットスーツ越しに巻いてもズレにくいです。
手袋
怪我防止のため、手袋もあった方が良いです。
基本的には100均に売っているDIY用の滑り止めがついた物で十分です。
水が冷たい場合(水温20℃以下)、本格的なものが欲しい場合は、こちらがオススメです。スキューバダイビングなどでも使えます。
ダイビングナイフ
ナイフの目的は2つです。
1つはとった魚の締めと処理。脳天にナイフを突き刺して締め、エラの膜を破って血を抜き、腹を裂いて内臓を取り出します。
葉の逆側にギザギザのついている物であれば、ある程度鱗も落とせます。
僕らが使ったことのある物でオススメは以下の2つ。
APECTYのシースナイフはコスパNo.1です。上記の魚の処理はもちろん、簡易的なサバイバルナイフとしても使えます。
そして全く錆びないので長く使えます。
ストリンガー(目串)
ストリンガーはとった魚をキープするための道具です。ウェイトベルトに通して腰からぶら下げます。
フックタイプのものが多いですが、どちらかというと釣りやフロート向きで、この目串タイプが圧倒的に使いやすくてオススメです。
曇り止め
マスクが曇ると本当に潜りにくいですしストレスもたまります。
曇り止めを一つ持っておくと非常に便利ですよ。
ちなみに、もし曇り止めを忘れてしまった時は、唾でなんとかなることもあります。
特に使い込んだマスクは唾だけで曇りがとれることも多いです。
調理器具
クーラーボックス
突いた魚や食材を保存するクーラーボックスは超重要!
無人島生活では氷が手に入らないので、長くは保存はできませんが、
海水で満たして魚入れて蓋をしておくだけでも1日くらいは保存できました。
虎視淡々と魚を狙うカラスやトビからも魚を守ることができます。
バーベキュー網
キャンプの必需品ですが、無人島では重宝しました。
アウトドア用調理器具セット
包丁、トング、ハサミ、お玉、まな板などアウトドアに必要な調理道具セットです。
これ1つあれば大抵のことはできました。
実は一番役に立ったのはこのバッグ。
コンパクトで収納性も良いですし、調理道具は全てこの中に入れておけば整理整頓にもなります。
僕らはこの中に箸や出刃包丁、携帯バーナーなどを入れていました。
バーナー
バーナーは魚を炙ったり火付けに使えたり何かと便利です。
魚の炙りや火起こし程度であれば、安いもので十分です。
出刃包丁
魚を捌くのであれば必ず持っていきましょう。
高価なものはいりません。こちらの貝印製の出刃で十分でしょう。
2つ注意点です!
・鉄ですので、当然錆びます。使用後はすぐに水分を拭き取りましょう。
・使用前に研いだ方がいいです。自分でやるのも難しくはないですが、ネットで包丁研ぎを依頼できるサービスもあります。包丁日記で一覧見れます。
アメリカやインドのスーパーでも普通に売っている貝印の出刃、リーズナブルで手軽で使いやすいです。
うろこ取り
お魚の鱗用ですね。無人島ではDAISOのウロコ取りで十分でしたが、
最近はワイヤーブラシを使っています。

イシダイやヒラマサ、メジナなどなど、鱗の小さな魚はワイヤーブラシを使うと、100均の5倍くらいのスピードで鱗がとれます。
剪定用ハサミ
これは魚の背びれ、胸びれ、腹びれを切り落とすためのものです。
鱗取りや捌きの際にヒレが手に刺ささると痛いですし、鱗が取りきれないことも多いので、
最初に全てのヒレを切ってしまうのが圧倒的に楽です。
こちらも百均のガーデニングコーナーに売っている剪定用ハサミで十分です

全ての魚突き師におくる、息止め+魚突き完全攻略note公開中
フリーダイビング日本代表であり日本歴代三位、去年フランスのニースで行われた世界大会では世界13位、72m潜るじょうまと、
その弟子で最近大物を突いているおおさきが、
素潜り道場note版セットをガチで執筆しました。
「もっと息を長くしたい」
「魚突きを始めたい」
「大物を突きたい」
「素潜り道場に直接参加したいけどできない」
といった方にピッタリのnoteです。
「【これさえやれば釣れる!】年間100日釣りに出る釣り兄貴が教える初心者向け完全釣りマニュアル」リリースしました
わっしょいの爆釣漢、またの名をみんなの釣り兄貴リーが、
釣り初心者向けに「まずはこれをやれ!」をシンプルにまとめたnoteを書いてくれました。
「どんな釣具(タックル)を揃えればいいのかわからない」
「小魚は釣れるけどもっと高級魚や大物も釣れるようになりたい」
「釣れるルアーの動かし方がわからない」
「トラブルなく釣りを楽しみたい」
「大きな魚をかけたあとどうしたらいいかわからない」
といった方にピッタリのnoteです。
コラボTシャツ
僕らの無人島ステイホームや瀬戸内海カヌー横断に共感してくださったEuglena Landさんに、お魚わっしょいTシャツを作っていただきました!
1枚1枚手刷りで作っているため、元々は期間限定、特別価格で販売していましたが、大人気につき
現在はレギュラーセレクションの仲間入りをしています。
冒険アイテム公開中!
僕らの遊びはかなり過酷です。 離島キャンプでは台風並みの突風に見舞われテントが吹っ飛びましたし、
魚突きでは水深20mで80cmを超える大物を狙います。
そんな僕らの活動を、今も現役で支えてくれている冒険アイテムを一覧でご紹介します。
本格的なアウトドアに興味のある方は是非参考にしてみてください。