こんにちわっしょい!おおさきです。
さて、今日は嬉しいことがあったので、あなたにもシェアしたくてキーボードを叩いています。
なんと私、本日たった2時間のトレーニングで、3分そこそこだったら息止めが、4分半にまで伸びてしまいました!
いままで最高記録は4分ちょっとだったのですが、
南太平洋で80オーバーのスジアラを突いてからは運動不足がたたって、また息止め3分に逆戻り。
そこで、わっしょいメンバーでありフリーダイビング日本代表のじょうまに、
僕とたまたま一緒にいた2人に特別トレーニングをつけてもらいました。
大きい魚を突くためには深く長く潜らなければならず、そのためには長く息を止める必要があります。
魚突きやフリーダイビングをしている方は、もっと息持ちをよくしたいと思っている方も多いかと思いますので、
誰でも簡単に実践できるトレーニング内容を簡単に公開します!
1 心拍数とSPO2を測る(5分)
まずは、トレーニング前に心拍数とSPO2(静脈の血中酸素濃度)を測ります。
普通の人の心拍数は65−85あたりが正常だと言われていますが、
僕は普段から魚突きをしてリラックス呼吸をしているため、心拍数は50台で安定しています。
2 息止めの計測(15分)
トレーニング前に、今何分止められるのかを計測します。
一番ラクな体勢をとって、リラックス呼吸をします。
体の力を抜いて、心も一緒にリラックスした状態で息を止めましょう。
僕のトレーニング前の息止め時間は3分8秒でした。
3 ストレッチ(20分)
肺活量を大きくするためのストレッチをしていきます。
2つのストレッチをします。
ストレッチの目的は、肺周りの筋肉を柔らかくして、肺の可動域を増やすことです。
肺の可動域が増えるということは、それだけ肺活量が増えるということです。
ストレッチ1:あばら骨の周りの六角筋を伸ばす
まず肺いっぱいに空気を吸い、
足は肩幅くらいに広げ、
写真の様に片腕をあげて上体を横に倒します。
これを右と左両方やります。
あばら骨の間の筋肉(六角筋)が伸びていることを意識してください。
ストレッチ2:横隔膜を伸ばす
みぞおちのあたりの横隔膜を伸ばします。
肺いっぱいに空気を吸い込んだら、
足を肩幅に開いて、
写真の様に手を腰に当てて上体を反ります。
これはやりすぎると貧血状態になるので気をつけましょう。
4 アプネアウォーキング(40分)
ここからは本格的なトレーニングに入ります。
名前の通り歩きながら行います。
基本は、
6回深呼吸、空気を吸って、50歩息止め
を歩きながら繰り返します。
肺いっぱいに空気を溜めたり、逆に空気を吐ききった上体でやってみたり、
息を止める歩数もちょっと苦しいくらいで自分なりに調節してください。
5 ドライアプネア(30分)
息を吐ききった状態で息止めをします。8セット繰り返します。
- 息を吐ききった状態で息を止める
- 6回リラックス呼吸をする
息止めの時間はちょっと苦しいくらいの時間で設定してください。
ぼくは1分10秒で設定しました。
6 再計測
最後に計測です!
これは最初と同じく、
一番ラクな体勢をとって、リラックス呼吸をします。
体の力を抜いて、心も一緒にリラックスした状態にしましょう。
最後にお腹、肺、肩、首の順で目一杯空気を取り込んでスタートです。
スタートしたら、体の力を抜いて、なるべく余計なことを考えず、
自然体のまま息を止めます。
自分なりのスタイルでいいです。
限界の1分前くらいから横隔膜が痙攣し始めて苦しさを感じますが、
これは高濃度の二酸化炭素に体が慣れていないだけなので、
できるだけ我慢しましょう。
今回参加したゆうかちゃんはまるで寝てるかのようなリラックス。理想です。
僕は天井の一点をひたすら見つめてます。(洗濯バサミは不正防止w)
岡さんは最後の30秒は気合で、謎の動きをしてました。
苦しくなったら最後は気合です!
結果
1分30秒も伸びました!
コントラクション(苦しいと感じること)が来るのが1分以上遅くなった。
苦しくなっても客観的に自分を捉えることができた。
今日は簡易的なトレーニングでしたが、
背景も理解してちゃんとしたトレーニングを1日40分程度でもすると、
1週間もすると驚くほど息止め時間が伸びます。
息止めを1分単位で伸ばしていきたいと思う方は、
じょうまが書いた
「日本代表フリーダイバーが教える息止めが3分以上できるようになる方法」を是非読んでみてください。
全ての魚突き師におくる、息止め+魚突き完全攻略note公開中
フリーダイビング日本代表であり日本歴代三位、去年フランスのニースで行われた世界大会では世界13位、72m潜るじょうまと、
その弟子で最近大物を突いているおおさきが、
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「もっと息を長くしたい」
「魚突きを始めたい」
「大物を突きたい」
「素潜り道場に直接参加したいけどできない」
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「【これさえやれば釣れる!】年間100日釣りに出る釣り兄貴が教える初心者向け完全釣りマニュアル」リリースしました
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